イギリスの国際猫医学会
(International Society of Feline Medicine)が提唱する
『キャットフレンドリークリニック』シルバーレベルを取得しました。
キャットフレンドリークリニックはその名の通り、猫にやさしい動物病院を意味しますが、当院は猫にも優しい動物病院を目指しています(犬にも小動物にもやさしい♪)
キャットフレンドリークリニック(CFC)とは?
猫に優しい動物病院として、国際猫医学会(ISFM)が認定する国際基準の規格で、世界的に普及しています。キャットフレンドリークリニックに認定された動物病院は、猫専任スタッフを設けることで、より猫の専門性の高い知識と質の高い猫医療を提供することを猫のご家族に約束し、猫に優しい動物病院の道しるべとなります。
猫ちゃんを動物病院に連れて行く際、猫ならではの難しさが伴います。
- 多くの猫ちゃんは移動が苦手です。
- 自らの縄張りから離れると不安になります。
- 音、臭いに対して大変敏感なので普段と異なる場所への移動には慎重に。
- ひとりで静かな場所にいることを好みます。
- 猫ちゃんの多くはストレスに大変敏感です。
- 見慣れないわんちゃんや知らない人、知らない場所にいるだけでストレスを生じます。
キャットフレンドリークリニックのシルバーレベルとは?
〈シルバー〉
- スタッフの猫に関する知識が豊富であり、猫への理解が深いこと。
- スタッフが猫を扱う際には、優しく、思いやりをもって、親身に接すること。
- クライアントからのいかなる質問にも答える「猫専門従事者」がいること。
- 猫に優しい待合室が備わっていること。
- 猫にとって快適な入院環境が整っていること。
- 麻酔やレントゲン装置など適切な設備が備わっていること。
- 動物病院としての基準をみたす建物であること
などがあります。
当院のキャットフレンドリー
当院では、動物病院に来る猫ちゃんができるだけストレスなく診察できるように、
猫の診察時間15:00~16:00、待合室にキャリーにかけられるような目隠しバスタオルを設置。
診察にはフェリウェイ拡散器(※)の使用やスタッフの出入りをなるべく少なく出来るよう猫ちゃん用のワゴンを設け、各種検査がスムーズに行えるよう準備しています。
(※フェリウェイとは…猫用フェロモン製品です。猫の頬からは、フェイシャルフェロモンF3が分泌されています。猫が飼い主さんや物などに、自分の頬をスリスリと擦りつけているのを見たことはありませんか?その時の猫ちゃんの頬からは、フェイシャルフェロモンF3が分泌されていて、慣れ親しんでいることを示しています。フェリウェイには、そのフェイシャルフェロモンF3に類似した成分が含まれているため、猫ちゃんのリラックスを促します。)
縄張り行動を行い単独行動を好む猫たちは基本的に警戒心が強く、
自分のにおいが見つけられない 見知らぬ場所を嫌う動物です。
しかしながら猫ちゃんに限らず、生き物は怪我や病気がつきものです。
大切な愛猫にはいつまでも長生きして欲しいですよね。
その為には病院での治療が必要になります。
当院ではせっかく来て下さる猫ちゃんと飼い主様に『動物病院という空間で少しでも負担やストレス減らせるように』と考えています。
診察にご心配な猫ちゃんは是非当院をご活用下さいませ。
越谷どうぶつ病院