【猫の糖尿病】症状・原因・治療法を獣医師がわかりやすく解説|越谷どうぶつ病院
【猫の糖尿病】症状・原因・治療法を獣医師がわかりやすく解説|越谷どうぶつ病院
目次
- 猫の糖尿病とは?
- 猫の糖尿病の主な症状
- 猫の糖尿病の原因
- 動物病院に行くべき目安
- 猫の糖尿病の治療法
- 越谷どうぶつ病院での治療の特徴
- 越谷どうぶつ病院の症例紹介
- ご自宅でできる対処法
- 猫の糖尿病の予防
- よくある質問
- まとめ
猫の糖尿病とは?
猫の糖尿病とは、インスリンの不足や働きの低下によって血糖値が高くなる病気です。 人と同じく慢性疾患で、長期の治療と管理が必要になります。
猫では特に中高齢の猫・肥満傾向の猫・去勢されたオスに多くみられます。
糖尿病は放置すると命に関わる合併症を起こすため、早期発見と治療がとても重要です。
猫の糖尿病の主な症状
- 水をたくさん飲む(多飲)
- 尿の量が増える(多尿)
- 食べているのに痩せてくる
- 食欲のムラが出る
- フラつき、後ろ足の脱力
- 毛づやが悪くなる
特に「水をよく飲む」「尿が多い」は糖尿病の代表的な初期症状です。
猫の糖尿病の原因
● 主な要因
- 肥満
- 運動不足
- 加齢(7歳以上に多い)
- 膵炎
- 内分泌疾患(クッシング症候群など)
- ステロイド薬の長期使用
● 猫の糖尿病の特徴
猫の糖尿病は「インスリン抵抗性」が強く、 うまく治療すれば一時的に寛解(インスリン不要)になることもあります。
動物病院に行くべき目安
以下のような場合は早めに受診しましょう。
- 水をよく飲む・尿量が増えた
- 食べているのに痩せてきた
- 後ろ足のふらつき、歩行困難(糖尿病性ニューロパチー)
- ぐったりしている
- 嘔吐が続く
放置すると糖尿病性ケトアシドーシスという危険な状態になる場合があり、命に関わります。
猫の糖尿病の治療法
● インスリン療法(基本治療)
猫の糖尿病治療の中心となるのはインスリン注射です。
- 1日1〜2回の皮下注射
- 血糖値の変化を見ながら量を調整
● 食事療法
糖質を抑えた食事(低炭水化物フード)が推奨されます。
● 併発疾患の治療
膵炎・甲状腺疾患・肥満など、糖尿病の背景要因も同時に治します。
● 漢方・鍼灸などの補助療法
当院では血糖コントロールを整えるための統合医療も併用可能です。
越谷どうぶつ病院での治療の特徴
- 糖尿病の長期管理治療の経験が豊富
- 血糖カーブを丁寧に測定し、インスリン量を個別調整
- 食事指導・生活環境のアドバイスまでトータルサポート
- 漢方・鍼灸による統合治療にも対応
- 緊急疾患(ケトアシドーシス)への対応も可能
糖尿病は長く付き合う病気のため、飼い主さまに寄り添った診療を大切にしています。
越谷どうぶつ病院の症例紹介
▶ 10歳・オス(肥満型糖尿病)
多飲多尿で来院。血液検査で血糖値・フルクトサミンが高値。肥満と運動不足が背景と考えられ、インスリン治療を開始。 食事療法と併せて3ヶ月で体重が落ち、血糖コントロールが改善しました。
▶ 13歳・メス(膵炎併発)
食欲不振・嘔吐を繰り返し来院。糖尿病とともに膵炎が判明。 インスリン治療と膵炎のケアを併行し、現在は落ち着いて生活しています。
ご自宅でできる対処法
- 毎日の飲水量と尿量をチェックする
- 体重管理(定期計測)
- 決められた時間にインスリン注射
- 低炭水化物の糖尿病フードを継続
- 間食は控える
- 元気・食欲の変化に気づいたら早期相談
猫の糖尿病はご家庭での観察が治療成功の鍵となります。
猫の糖尿病の予防
- 肥満防止(適正体重の維持)
- 高品質なキャットフードの選択
- 適度な運動
- 定期的な血液検査
- シニア期は特に早期発見が重要
肥満は糖尿病最大のリスク要因です。日頃の体重管理が予防につながります。
よくある質問
Q. 猫の糖尿病は治りますか?
A. 適切な治療で寛解することがあります。ただし継続的な管理は必要です。
Q. インスリン注射は難しい?
A. 慣れるとほとんどの飼い主さまが問題なく続けられます。
Q. フードだけで治る?
A. 軽度であれば改善する場合もありますが、多くはインスリン治療が必要です。
Q. 糖尿病は寿命に影響する?
A. 適切に管理できれば、長く穏やかに生活できます。
まとめ
猫の糖尿病は早期治療と日常管理によって、長く健康に暮らすことができる病気です。 多飲多尿・体重減少など気になる症状があれば、早めに動物病院へご相談ください。
越谷市、レイクタウン、草加市、春日部市、吉川市の方で、猫の糖尿病でお困りの方は当院へご相談ください。
越谷どうぶつ病院
院長 岩岡






