内視鏡について
2022.08.09
内視鏡検査について
当院では外径5.9mmと径の細い内視鏡を導入致しました。これにより小型犬や猫にも安全で負担の少ない内視鏡による検査・治療が可能です。
内視鏡を使うことにより胃内の小さな異物であれば開腹手術をしなくても異物を摘出することができます。
また慢性的な嘔吐・下痢の診断にも有用です。
消化管腫瘍、炎症性腸疾患(IBD)、リンパ管拡張症等の診断には内視鏡による腸粘膜生検が有効です。
内視鏡検査は全身麻酔下で行う検査です。内視鏡検査を行う前に血液検査やレントゲン検査等の各種検査が必要となります。
胃の噴門部(入口)を通過できない大きな異物や摘出時に食道の粘膜を傷つける恐れのある先鋭な異物は内視鏡の適応外となる場合があります。
上記の疾患でお困りの方はご相談ください。
院長 岩岡