【猫の震え】原因・症状・治療法を獣医師がわかりやすく解説|越谷どうぶつ病院

【猫の震え】原因・症状・治療法を獣医師がわかりやすく解説|越谷どうぶつ病院

 

目次


猫の震えとは?

猫の震えとは、体の一部、または全身が小刻みに動く状態を指します。 「寒い」「怖い」など生理的な震えもありますが、 病気による危険な震えも存在します。

震えが続く、突然始まった、他の症状を伴う場合は早めの受診が必要です。


猫の震えの主な症状

  • 小刻みに体が震える
  • 足元がふらつく
  • 歯をカチカチ鳴らす
  • 体温が低い、または高い
  • 呼吸が早くなる
  • 緊張・怯えの表情
  • けいれんに近い動き(要注意)

震えの原因により症状の出方は大きく異なります。


猫の震えの原因

● 生理的な震え(問題ないケース)

  • 寒さ
  • 恐怖・ストレス
  • 強い興奮
  • 睡眠中の夢

● 低体温症

冬場の冷えや、濡れた状態で放置されたときに起こります。

● 発熱(感染症)

  • 猫風邪
  • ウイルス感染
  • 細菌感染

発熱時は震えが出ることがあります。

● けいれん・てんかん

けいれんの初期症状として細かい震えが出ることがあります。 意識の異常や硬直を伴う場合は緊急です。

● 低血糖

特に子猫・高齢猫・糖尿病治療中の猫に起こりやすい状態で、命に関わることがあります。

● 中毒

  • ユリ
  • 薬剤の誤飲
  • 洗剤・農薬

● 痛み(内臓痛・骨折など)

強い痛みによって震えることもあります。

● 神経疾患

脳・脊髄の異常により震えが起こることがあります。


動物病院に行くべき目安

以下の場合は早めの受診をおすすめします。

  • 震えが数時間以上続く
  • ぐったりしている
  • 食欲がない
  • 発熱・下痢・嘔吐を伴う
  • 意識がぼんやりしている
  • 子猫・高齢猫の震え
  • 低血糖が疑われる症状がある

特に「けいれん」を伴う震えは緊急状態の可能性があります。


猫の震えの治療法

● 原因に合わせた治療が必要

震えは症状であり、原因により治療法は大きく変わります。

● 発熱の治療

  • 抗生剤(細菌感染)
  • 抗ウイルス薬(ウイルス感染)
  • 消炎剤

● 低血糖の治療

ブドウ糖の補給や点滴を行います。

● 低体温の治療

加温処置で体温を回復させます。

● 中毒の治療

早期の解毒・点滴治療が重要です。

● けいれん発作の治療

抗けいれん薬を使用します。

● 神経疾患の治療

画像診断により脳や脊髄の異常を確認し、治療方針を立てます。


越谷どうぶつ病院での治療の特徴

  • 震え・けいれん症例の診療経験が豊富
  • 血液検査・画像検査で原因を丁寧に特定
  • 中毒・低血糖などの緊急対応が可能
  • 高齢猫の神経疾患にも対応
  • 漢方・鍼灸による体質改善治療も可能

越谷どうぶつ病院の症例紹介

▶ 4ヶ月齢・子猫(低血糖)

食欲不振と震えが続き来院。低血糖を確認し、ブドウ糖補正で症状が改善。 早期発見により重症化を防ぐことができました。

▶ 11歳・メス(発熱による震え)

鼻水と食欲不振、震えで来院。検査で細菌感染を確認し、治療開始。 発熱が下がると震えも解消しました。


ご自宅でできる対処法

  • 温かい場所で休ませる
  • 無理に触らず落ち着かせる
  • 食事と水を摂りやすい環境にする
  • 誤飲の危険がある物を片付ける
  • 震えの様子を動画で記録

震えが止まらない場合は早めに受診してください。


猫の震えの予防

  • 誤飲防止の徹底
  • 良質な食事と水分管理
  • 室温の安定
  • 定期的な健康診断
  • ワクチン接種

よくある質問

Q. 震えとけいれんの違いは?

A. 震えは意識があることが多く、けいれんは意識の消失を伴います。

Q. 寒くて震えているだけでも受診するべき?

A. 過度な震え・長時間続く震えは検査をおすすめします。

Q. 震えはうつる病気?

A. 中毒・代謝異常などはうつりませんが、感染症の可能性はあります。

Q. 子猫の震えは危険?

A. はい。低血糖の可能性が高く緊急性があります。


まとめ

猫の震えは、寒さや緊張などの軽度な原因から、 低血糖・感染症・中毒・神経疾患など重大な病気まで幅広く起こります。 原因を正確に見極めるためには、早めの受診が重要です。

越谷市、レイクタウン、草加市、春日部市、吉川市の方で、猫の震えでお困りの方は当院へご相談ください。
越谷どうぶつ病院
院長 岩岡