7歳の猫ちゃんの歯石除去

定期的に健康診断に来てくださっている7歳の猫ちゃんの奥歯に歯石の沈着と歯茎の腫れが認められたため、本日麻酔下で歯石除去を行いました。

この猫ちゃんは3年前にも一度歯石除去をしています。

写真の通り歯石が取り除かれきれいになりました。

軽症のうちに処置をしたため、歯周ポケットも深くなっておらず、レントゲン上も歯根に異常は見られませんでした。また麻酔時間も短時間で終わるため猫ちゃんの負担も少なく済みました。

歯周病は猫ちゃんの慢性腎臓病の発生率にも影響しており、軽症では2倍、中程度歯周病では13倍、重度歯周病では35倍ほど腎臓病のリスクが高くなるそうです。

健康寿命を延ばすためには定期的な歯科治療が必要です。

歯石や歯肉の腫れ、口臭が気になる場合は当院へご相談ください。

越谷どうぶつ病院

院長 岩岡