症例紹介
【犬の抜け毛が多い】病気のサイン?原因・対処法を獣医師が徹底解説|越谷どうぶつ病院
【犬の抜け毛が多い】病気のサイン?原因・対処法を獣医師が徹底解説|越谷どうぶつ病院
目次
犬の抜け毛とは?
犬の抜け毛は季節性のものから病気が関連するものまでさまざまです。 春と秋の換毛期には大量に毛が抜けますが、 一年を通して抜け続ける・部分的に脱毛する場合は病気の可能性があります。
特に皮膚病、ホルモン異常、寄生虫、栄養トラブルなど、 健康に関わる重要なサインとなることもあります。
主な症状
全身の抜け毛が増える
部分的に毛がハゲる(脱毛)
フケが出る
かゆがる・赤みがある
毛のツヤがなくなる
皮膚がベタつく
左右対称の脱毛(ホルモン異常に多い)
体臭が強くなる
犬の毛は健康状態を映す“バロメーター”。 普段との違いが見られたら早めの相談がおすすめです。
抜け毛・脱毛の原因
● ① 換毛期(正常)
季節の変わり目に毛が大量に抜ける正常な生理現象。
● ② アレルギー(食物・環境)
最も多い原因のひとつ。かゆみ・赤み・フケを伴います。
● ③ 皮膚炎(細菌・マラセチア)
皮膚環境の乱れによって脱毛やフケが生じます。
● ④ 寄生虫
ノミ
ダニ(疥癬)
ニキビダニ
● ⑤ ホルモン異常
クッシング症候群
甲状腺機能低下症
性ホルモンの乱れ
左右対称の脱毛に多いパターンです。
● ⑥ 栄養不足・食事のバランス
脂肪酸不足や低品質フードが影響することも。
● ⑦ ストレス
環境の変化や不安で毛をむしってしまうことがあります。
● ⑧ 高齢による皮膚バリアの低下
動物病院に行くべき目安
部分的に毛が抜けてハゲている
かゆみ・赤みが強い
フケや皮脂が大量に出る
左右対称の脱毛がある
抜け毛が数週間続いている
皮膚にしこり・黒ずみがある
元気・食欲が落ちている
「ただの抜け毛」と見過ごすと悪化することがあります。
皮膚やホルモン疾患は早期治療が大切です。
治療法
● ① 原因に応じた治療
皮膚検査・血液検査・ホルモン検査などで原因を特定し治療します。
● ② アレルギー治療
抗アレルギー薬
減感作療法
食物アレルギー除去食
● ③ 皮膚炎治療
シャンプー療法
抗生剤・抗真菌剤
保湿ケア
● ④ 寄生虫駆除
ノミ・ダニの駆除薬で改善します。
● ⑤ ホルモン治療
甲状腺機能低下症やクッシング症候群が原因の場合、 専用の治療薬が必要です。
● ⑥ 栄養療法
皮膚・被毛に特化した療法食やサプリメントを使用。
● ⑦ 中医学(漢方・鍼灸)
体質改善として皮膚病に漢方が効果を示すケースもあります。 慢性トラブルを抱える子に有効です。
越谷どうぶつ病院での治療の特徴
アレルギー・皮膚・ホルモンの総合的な検査が可能
皮膚検査をその場で実施し迅速診断
シャンプー・外用薬・内服薬を個別に調整
漢方・鍼灸を用いた体質改善治療にも対応
長期的な皮膚ケアプランを提案
越谷どうぶつ病院の症例紹介
4歳・ポメラニアン(アロペシアX)
アロペシアXと診断。サプリメントやビタミン剤で発毛。
3歳・トイプードル(パターン脱毛症)
パターン脱毛症と診断。サプリメントとスキンケアで脱毛が改善。
9歳・柴犬(甲状腺機能低下症)
ホルモン治療により毛の密度が回復。
ご自宅でできる対処法
ブラッシングを習慣化する
シャンプーしすぎに注意(適度な頻度に)
皮膚保湿剤を使う
食事の見直し(高品質フード)
ノミ・ダニ予防を徹底
ストレス軽減(環境の見直し)
市販シャンプーの合わないものは逆効果の場合があります。
予防
定期的な皮膚チェック
アレルギーの早期発見
ノミダニ予防薬の継続
栄養バランスの良い食事
季節ごとの換毛ケア
よくある質問
Q. 抜け毛と脱毛は違いますか?
A. 抜け毛は生え変わり、脱毛は毛が生えない状態です。
Q. 片側だけ毛が抜けています。
A. 皮膚炎やホルモン異常の可能性があり検査が必要です。
Q. シニア犬の抜け毛が増えました。
A. 老化だけでなくホルモン疾患の可能性もあります。
Q. シャンプーで治りますか?
A. 原因によります。必要な薬や治療が異なります。
まとめ
犬の抜け毛は正常な換毛から病気による脱毛まで幅広い原因があります。 かゆみ・赤み・フケ・左右対称の脱毛がある場合、皮膚病やホルモン疾患が疑われます。
早期診断・早期治療により、症状を改善し被毛を健康的に保つことができます。 気になる抜け毛が続く場合はお気軽にご相談ください。
越谷市、レイクタウン、草加市、春日部市、吉川市の方で、犬の抜け毛・脱毛の検査・治療をお考えの方は当院へご相談ください。
越谷どうぶつ病院
院長 岩岡


