症例紹介
【猫の抜け毛】原因・症状・治療法を獣医師が徹底解説|越谷どうぶつ病院
【猫の抜け毛】原因・症状・治療法を獣医師が徹底解説|越谷どうぶつ病院
目次
猫の抜け毛とは?
猫の抜け毛は季節的な換毛(春・秋)による正常なものから、 病気やストレスが原因で異常に毛が抜ける脱毛症まで幅広く存在します。
特に「部分的に毛が薄い」「フケや赤みがある」「ずっと毛が抜け続ける」などの症状は、 病気の可能性があります。
猫の抜け毛の主な症状
大量に抜け毛が出る
部分的に毛が薄くなる
左右対称の脱毛
かゆみを伴う脱毛
フケが増える
皮膚が赤い・ただれている
毛づくろいの頻度が増える
正常な換毛期による抜け毛は体全体が均一に抜けますが、 病的脱毛は部分的・局所的に起こるのが特徴です。
猫の抜け毛の原因
正常な換毛(季節性)
春と秋に多く抜けますが、元気・食欲があれば問題ありません。
● アレルギー
食物アレルギー
環境アレルギー(花粉・ハウスダスト)
ノミアレルギー
強いかゆみと脱毛が特徴です。
● 寄生虫
ノミ
ダニ(ミミヒゼンダニなど)
シラミ
● 皮膚炎
細菌性皮膚炎
真菌(カビ)感染:猫カビ
● ストレス性の過度なグルーミング
引っ越し・環境変化・多頭飼育などで毛を舐めすぎて脱毛します。
● ホルモン疾患
甲状腺機能亢進症
副腎疾患
● 栄養不足
質の低いフード・偏食により毛質が悪化して抜け毛が増えます。
動物病院に行くべき目安
次の症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
部分的な脱毛がある
左右対称の脱毛
かゆみが強い
フケ・赤みがある
毛にツヤがない
大量に毛が抜け続ける
皮膚が黒ずむ・ただれる
生活環境の変化があった
突然の脱毛・急激な進行は病気の可能性が高いです。
猫の抜け毛の治療法
● 原因ごとの治療が必要
脱毛は「症状」であり、原因によって治療内容は大きく変わります。
● アレルギー治療
食事療法(除去食)
抗アレルギー薬
ステロイドの短期使用
● ノミ・ダニの駆除
スポット剤・内服薬などで根本治療します。
● 真菌(猫カビ)治療
抗真菌薬の内服
薬用シャンプー
環境消毒
● ストレスケア
環境改善
フェロモン製剤
生活リズムの安定
● ホルモン疾患の治療
甲状腺疾患や副腎疾患の治療で脱毛が改善します。
● 栄養改善
良質なタンパク質と脂肪酸(オメガ3)で毛並みが改善します。
越谷どうぶつ病院での治療の特徴
皮膚科診療と内科診療の両方に対応
アレルギー検査・寄生虫検査をしっかり実施
猫カビ(真菌症)の診断経験が豊富
ストレス性脱毛のケアにも対応
漢方・鍼灸など統合医療で体質改善も可能
越谷どうぶつ病院の症例紹介
3歳・オス(食物アレルギー)
左右対称の脱毛と赤みで来院。除去食を開始し、2ヶ月で毛が生え揃い改善。
5歳・メス(猫カビ)
部分的な円形脱毛で来院。真菌培養で猫カビと判明し、抗真菌治療で改善。
8歳・オス(ストレス性脱毛)
新しい猫を迎えてから毛を舐め続け脱毛。環境改善とフェロモン製剤で改善しました。
ご自宅でできる対処法
定期的なブラッシング
部屋を清潔に保つ
ストレスを減らす工夫
良質なフードに切り替える
空気の乾燥を防ぐ
ノミ予防薬を毎月使用する
ただし、無理に毛を引っ張ったり、市販薬を使うことはおすすめしません。
猫の抜け毛の予防
シーズンごとのブラッシング強化
ストレス要因を減らす
寄生虫予防薬の継続
部屋の湿度管理(40〜60%)
良質な食事と水分補給
定期健康診断
よくある質問
Q. 抜け毛が多すぎるけど病気ですか?
A. 換毛期以外の大量の抜け毛は病気の可能性があります。
Q. 円形脱毛は危険ですか?
A. 真菌(猫カビ)であるケースが多く、早期治療が必要です。
Q. 毛が生えてこない期間はどれくらいですか?
A. 原因治療により、数週間〜数ヶ月で改善します。
Q. ストレスで毛が抜けますか?
A. はい。猫は環境変化に敏感なため、ストレスで体をなめ、毛が抜けることがあります。
まとめ
猫の抜け毛は正常な換毛から、アレルギー・寄生虫・真菌・ホルモン疾患・ストレスなど さまざまな原因で起こります。 原因によって治療法が大きく異なるため、気になる抜け毛が続く場合は早めの診察がおすすめです。
越谷市、レイクタウン、草加市、春日部市、吉川市の方で、猫の抜け毛でお困りの方は当院へご相談ください。
越谷どうぶつ病院
院長 岩岡



